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光線治療器

赤外線治療器

  • 赤外線治療器は、急性期を過ぎた外傷(骨折、捻挫、腱鞘炎など)の疼痛緩和や末梢循環の改善に用いられる。
  • 赤外線治療器では、0.78~100μmの波長を用いる。
  • 赤外線治療器の出力は300~500W。
  • タングステンフィラメントを用いる。
  • 紫外線治療器では、生体への作用は直接的には皮膚表面のみである。皮膚神経、あるいは血液、リンパ液を介して遠隔部位にも影響を及ぼす。
  • 赤外線治療器は急性期を過ぎた外傷(骨折、捻挫、腱鞘炎など)の疼痛緩和、抹消循環の改善に用いる。
  • ペースメーカは強い電磁的エネルギーを出力する機器から影響を受けやすい。
  • シールドルームは必要ない。

 
新生児黄疸光線治療

  • 新生児高ビリルビン血症の治療に用いられる。
  • 新生児黄疸光線治療器では、400~530 nmの可視光領域の波長の光によるビリルビン分解を利用する。
  • ビリルビンは光分解により体外へ排出される。
  • 照射中は、新生児の眼の保護を行う。
  • 照射方法にはブランケット型がある。
  • 保育器内の温度管理に留意する。

 
紫外線治療機器

  • 紫外線は波長0.78~100μmの光である。
  • 免疫反応や細胞の増殖を抑えることによって皮膚病(乾癬、アトピー性皮膚炎など)を治療する。