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完全体外循環

【完全体外循環】 

  • 完全体外循環 (Total Perfusion) とは、 2 本脱血の場合ではカニューレが挿入された上下の大静脈をテープ(タニケット)で絞め、心臓に還流する車液を人工心肺装置に導き、体循環を完全に代行している状態である。
  • また 1 本脱血の場合では大動脈を遮断した時、または低体温等で心室細動が生じた時となる。
  • 完全体外循環に移行した後に、大動脈を遮断する。
  • 低体温などで心室細動になった場合、心臓による血液循環が行われなくなり、人工心肺によって維持されるため完全体外循環となる。
  • 右心房に戻る血液が人工心肺に導かれた場合は、心臓を介した循環がなくなり、人工心肺によって維持されているため、完全体外循環となる。