小腸の働き
【第27回】、【第30回】、【第31回】、
- 小腸は長さ6メートルをこえる筋肉の管で、消化管の約80%を占めている。
- 十二指腸、空腸、回腸の3つに区分される。
- 小腸の働きは栄養分の消化・吸収と輸送。
- 胃で消化されかゆ状になった食物は少しずつ、十二指腸に送り込まれる。
- 十二指腸では胆管と膵管から胆汁と膵液が流れ込み、消化を助ける。
- 小腸の粘膜層からは消化酵素が分泌され、アミノ酸、ブドウ糖、グリセリド、脂肪酸などの最終的な分解物に消化する。この食物と消化液のまざったものを、収縮と弛緩を繰り返し、移動させながら吸収していく。
- 栄養素は小腸内で最終的に消化されて吸収する。
- 小腸の筋層は内輪と外縦の2層からなる。
- 小腸にはパネート細胞が存在する。
- 空腸は回腸に比べ、輪状ひだや腸絨毛が発達している。また豊富な血管分布をもつ。
小腸の構造 出典:gooヘルスケア 小腸のはたらき・小腸は十二指腸・空腸・回腸からなる臓器