水平感染
【第38回】、
飛沫感染
- 咳、くしゃみ、会話、気管内吸引や気管支鏡検査に伴って発生する飛沫が、経気道的に粘膜に付着し、それに含まれる病原体が感染する様式をいう。飛沫核は5ミクロンより大きく、飛散する範囲は1m以内であり、床面に落下するとともに感染性はなくなる。
- インフルエンザ、風疹は飛沫感染
空気感染
- 微生物を含む直系5ミクロン以下の微小飛沫核が、長時間空中を浮遊し、空気の流れによって、広範囲に伝播される感染様式をいう。
- 結核、麻疹、水痘、レジオネラは空気感染
- 空気感染対策としては、N95マスクを着用する。
経口感染
- 病原微生物が口から消化器官に入りこんで感染すること。感染源になる微生物が体の中で増殖する。
接触感染
- 患者との直接接触あるいは患者に使用した物品や環境表面との間接的接触により感染する様式をいう。