体温は体の部位や測定時期によって異なる

【第28回】、【第29回】、
 

  • 温度は体の中心部ほど高く、表面ほど低い。
  • 体温は個人差が大きい。
      • 同じ性,年齢,体格の人でも個人差が大きい。また季節によっても変動する。
      • 小児は体表面積が大きいため、外気温の影響を受けやすい。
      • 老人では青年期成人より体温が外気温の影響を受けやすい。
  • 体温は小児では高く、老人では低い。
      • 体温は年齢によっても変化する。新生児が最も高く,加齢とともに低下する。
  • 体温は同じ安静時でも時期により変動している。

 

体温が低下すると 体温が上昇すると
 ▢ 心拍数は減少
 ▢ 血管を収縮させる 
    →体表からの熱放散を減少
 ▢ 心拍数は増加
 ▢ 骨格筋を弛緩させる →熱産生を減少させる
 ▢ 汗腺が活発化する →発汗による冷却を促す