屈折と調節(水晶体の厚さ)
【第27回】、【第29回】、【第34回】、【第35回】、【第39回】、
- 水晶体の厚さを変えているのが毛様体である。
- 目に入ってきた光は角膜で強く内側に屈折、さらに水晶体で再び屈折されて、網膜に倒立像を結ぶ。その視覚データを記号として読み取った脳は、学習と経験により正立像として解釈する。
- 近いところを見るときは、毛様体筋が収縮して毛様体小帯が緩み、水晶体はその弾力性によって厚くなる。
- 水晶体を厚くすると屈折が増大する。
- 遠いところを見るときは、毛様体筋が縮み、毛様体小帯が緊張し、水晶体は薄くなる。
- この調節の働きによって、遠いところを見るときも、近いところを見るときも、網膜にはっきりピントを結ぶことができる。
水晶体の厚さ 出典:疲れ目お悩み研究室