肝臓の働き
【第26回】、【第27回】、【第31回】、【第34回】、【第35回】、【第36回】、【第37回】、
- 物質代謝
- グリコーゲン貯蔵
- 糖質の分解、合成し血糖値を調節(グリコーゲンの分解と合成)。
- アミノ酸からタンパク質を合成。
- 脂肪、コレステロールの合成
- アルブミンの産生
- フィブリノゲン(止血タンパク)の産生
- アルコールの分解
- 胆汁の生成と分泌
- 肝臓で生成した胆汁を胆嚢で貯蔵、濃縮し総胆管を介して十二指腸に分泌
- 肝内胆管 →胆嚢 →総胆管 →十二指腸
- 1日約500mL産生(分泌)される。
- 解毒作用
- 有害物質を分解し無毒化する。
- 例えば、アンモニアを尿素に無毒化するなど(アンモニアから尿素へ変換する)
- 体温調節
- 物質代謝によって産生された熱を体温調節に役立てる
- 血液の貯蔵
- 肝血流量は心拍出量の約1/4と多く、循環血液量を調節している。
- 肝臓は全血液の約10%を貯蔵しており、出血時には動員して補血を行う。
- その他
- 余分なエストロゲン(女性ホルモン)や抗利尿ホルモンを破棄する。
- 胎生期には造血作用がある。
- 肝臓は全血液の約10%を貯蔵しており、出血時には動員して補血を行う。
- プロトロンビン合成
- トロンボポエチン産生