糸球体濾過量

【第31回】、【第32回】、【第33回】、【第34回】、【第35回】、
<腎血流と濾過量

  • 糸球体濾過量(GFR)  ←糸球体機能検査としてクレアチニンを参考にする。
      • 血液が糸球体の毛細血管を流れることで1分間に濾過される尿量
      • 成人の基準値は、約120~150ml/min(約140~180L/day) →原尿という。
      • →尿量が1.5L程度であるため濾過量の99%以上が尿細管で再吸収されていることとなる
  • 腎血流量(RBF)
      • 1分間に腎臓に流れた血液流量
      • 成人の基準値は、心拍出量の約25%(1/4)
  • 腎血漿流量(RPF)  ←糸球体機能検査としてパラアミノ馬尿酸を参考にする。
      • 1分間に腎臓に流れた血漿量

 
血流量、血漿流量、濾過量 まとめ

腎血流量  1000~1200mL/min
腎血漿流量(RPF)  500~700mL/min
糸球体濾過量(GFR)  100~150mL/min
濾過率(FF) : (GFR / RPF)  0.2