脈拍
【第28回】、【第37回】、【第39回】
- 脈拍は動脈ならどこでも観察可能である体外から触診する場合は皮下の動脈がよくわかる部位で行なう。
- 脈拍は手首、頚部,鼠径部、足背部などでよく観察できる。
- これらの動脈はそれぞれ,上腕動脈、橈骨動脈、尺骨動脈、総頚動脈、大腿動脈、足背動脈である。その他,側頭部,上腕,腋窩部,足首,手首の尺骨動脈などでも触れることができる。
- 腕頭動脈は体表から触知できない。
- 鎖骨下動脈も体表から触知できない。
- 脈拍はある程度太い動脈ならば全身ほとんど同じで左右差もない。
- 脈拍には遅速もある。
- 動脈血管のコンプライアンスが大きいと
- 脈圧が小さくなる
- 脈波伝搬速度が遅くなる