肺は自分自身ではふくらむことはできない

【第25回】、【第29回】、【第31回】、【第33回】、【第40回】
 

  • 肺は胸腔内圧の変化により他動的にふくらんだりしぼんだりしている。
  • 横隔膜の動き
      • 吸気時 :収縮
      • 呼気時 :拡散
  • 胸腔内は常に弱い陰圧である。
      • 安静呼吸時の胸腔内圧は、-5~-8cmH2O程度である。
      • 吸息時 -7~-6cmH2O、呼息時 -4~-2cmH2O
      • 最大吸気圧 : -25cmH2Oより強い陰圧
  • 胸腔の陰圧が肺をふくらませている。
      • この陰圧が肺をふくらませている原動力である。
  • PaCO2が上昇すると呼吸運動は促進する。