熱は体外に放散していく

【第30回】
 

  • 熱は皮膚から放散する(熱放散)。
      • 熱は皮膚から空気中ヘ逃げる。環境温が低ければ低いほどこの放散量は多い。入浴など環境温が体温より高ければ逆に熱は体内に入ってくる。熱放散の機序には,輻射,対流,伝導などがある。
  • 汗をかくと体温は下がる。
      • 体内の熱を汗に乗せて体外に捨てるだけでなく,さらに,汗が蒸発するとき大量の熱をうばう。
      • 発汗による気化熱がより熱放散の効率がよい。
  • 熱は肺からも放散する。
  • 汗をかくことによって、体表面における空気の対流が起こる。