骨格筋の収縮の程度は筋紡錘で感じとる
【第33回】、【第37回】、
- 筋紡錘は筋肉中にあり,筋の収縮状態を調べる感覚受容器である。腱にも同様な感覚受容器が存在する。
- 筋肉へは知覚神経も通じている。
- 骨格筋を一瞬引き伸ばすと収縮がおこる。
- 例えば膝関節下部を軽くたたくと膝が伸びる。これは大腿四頭筋の腱をたたくと,筋紡錘から筋が伸び外の情報が脊髄に伝わり,その結果筋を収縮させろと命令が下されるからである。これを膝蓋腱反射という。
- 腱反射はどの筋でもおこる。
- 中枢神経の異常では腱反射が亢進することが多い。
- 腱反射は簡単にできる神経筋の検査法である。
- 誘発筋電図によって脊髄反射の異常を検知できる。