EOG(酸化エチレンガス)滅菌
【第25回】、【第27回】、【第28回】、【第29回】、【第33回】、【第39回】、
- ガスによるタンパク質のアルキル化の原理。
- 滅菌要素は酸化エチレンの濃度、湿度、温度、時間の4つである。
- 温度 : 37~63℃
- 湿度 : 25~80%
- エチレンオキサイドガスを用いた滅菌法で適切な温度は55℃(常温)である。
- 滅菌時間 : 1~6時間
- エアレーション : 8~12時間
- エチレンオキサイドガスは常温・常圧下では気体である(空気よりも重い)。
- 爆発の危険性を避けるため不活性ガス(炭酸ガス、フレオン、窒素など)を一定の割合で混合した気体を利用する。
- エチレンオキサイドガスは濃度によって生体に毒性を発揮する。したがって十分なエアレーションを行う。
- 滅菌対象物に水滴があると滅菌効果が減弱する。
- 滅菌に際しては、被滅菌物はよく乾燥させておく。