音が聞こえる仕組み
【第30回】、【第32回】、【第33回】、
- 耳垂つまり耳たぶが、音の正体である空気の振動を集める。
- 音源位置検知には音波の鼓膜到達時間の左右差が関係する。
- 音の振動は、外耳道を通ってその奥にある鼓膜を震わせる。
- 鼓膜の震えは、その奥にある3つの耳小骨(鐙骨・砧骨・槌骨)へと伝わる。
- 耳小骨に届いた振動は、耳小骨の奥にある蝸牛へ伝達さる。
- 蝸牛に届いた振動は、蝸牛の中のリンパ液を震わせて有毛細胞(コルチ器にある)を刺激する。
- 蝸牛にて音振動を電気信号に変換する。
- 振動は有毛細胞によって電気信号に変換され、蝸牛の中にあるらせん神経節細胞に伝わる。
- らせん神経節細胞に届いた電気信号(音信号)は、内耳神経を通って聴神経から大脳へ伝達される。
- 最後に大脳聴覚皮質がその電気信号を解析し、やっと音として認識される。