心臓には4つの部屋と4つの弁がある
【第30回】、【第32回】、【第33回】、【第35回】
- 左心系の流れ
- 肺静脈→左心房→僧帽弁→左心室→大動脈弁→大動脈
- 右心系の流れ
- 大静脈→右心房→三尖弁→右心室→肺動脈弁→肺動脈
- 左心房と右心房、僧帽弁と三尖弁、左心室と右心室、大動脈弁と肺動脈弁はそれぞれお互いによく似た構造をしている。
- 僧帽弁と三尖弁とを房室弁,大動脈弁と肺動脈弁とを半月弁ともいう。
- 房室弁は強い圧力に耐える必要があるため,腱索というパラシュー卜のひものようなものがついており反対側にめくれないような構造になっている。
- 左心系と右心系は中隔で隔てられている。
- 左右心房の隔壁を心房中隔,左右心室の隔壁を心室中隔という。
- 大動脈弁の直上に冠状動脈の起始部がある。
- 弁の枚数
- 僧帽弁 2枚
- 三尖弁、肺動脈弁、大動脈弁 3枚
心臓の弁構造 出典:一般社団法人 西彼杵医師会(病気のお話)