機器のクラス別分類

【第31回午後56】【第32回午後52】【第34回午後53】【第37回午後53】【第40回午後52】
 

クラスⅠ(CLASSⅠ) 電撃に対する保護を基礎絶縁だけに依存しないで、追加安全策として、金属の接触可能部分又は内部の金属部分を保護接地した電気機器を意味する用語。
クラスⅡ(CLASSⅡ) 電撃に対する保護を基礎純縁だけに依存しないで、二重絶縁又は強化絶縁のような追加安全策を備えることによって、保護接地又は設置の条件に依存しない電気機器を意味する用語。

 
 
医療機器のクラス別分類について

  • クラス別分類に共通の保護手段は基礎絶縁である。
  • クラス0Ⅰ機器は認められていない。
  • クラスⅠ機器には保護接地設備が必要である。
  • クラスⅠ機器の電源コード内の保護接地線の抵抗は0.1Ω以下である。
  • クラスⅠ機器には接地極付2極プラグ(接地形2極コンセント)が必要である。
  • クラスⅠ機器の追加保護手段は保護接地である。
  • クラスⅠ機器には図記号が規定されている。
  • クラスⅡ機器には使用上の設備制限はない。
  • クラスⅡ機器の追加保護手段は補強絶縁である。
  • クラスⅡ機器の強化絶縁は二重絶縁と同等である。
  • 内部電源機器に基礎絶縁は必要である。
  • 内部電源を有するクラスⅠ機器を交流電源に接続したときはクラスⅠ機器になる。