超音波ドップラー血流計

【第39回午前52

  • パワードップラ法では血流の方向は判別できない
  • パルスドップラ法では観察領域の深さによって計測できる最大流量が変化する。
  • 連続波ドプラ法では狭窄した弁の前後の圧比較を算出できる。
  • カラードプラ法では血流の方向を色で表現する。
  • ドップラ法では超音波ビームと血流のなす角度によって計測値が変化する。

 
 

連続波ドプラ法 パルスドプラ法 カラードプラ法
 送受信を別の素子で行う。
 一方向に連続的に送受信する。
 位置情報がない。
 高速な流れの測定に向く。
 Bモードとリアルタイム表示不可。
 周波数分析はFFT法を用いる。
 送受信は同一素子で行える。
 一方向に間欠的に送受信する。
 位置情報がある(流速情報)。
 低流速の測定に向く。
 Bモードとリアルタイム表示可。
 周波数分析はFFT法を用いる。
 送受信は別の素子で行える。
 多方向に間欠的に送受信する。
 位置情報がある(面の情報)。
 異常な流れの発見に向く。
 Bモードとリアルタイム表示可。
 周波数分析は自己相関法を用いる。