心電図モニタ
【第32回午後44】【第34回午後38】【第34回午後39】【第36回午前57】【第36回午後23】【第37回午後33】【第39回午前50】
- 医療スタッフの往来にて静電気の影響を受けると心電図に基線の動揺が見られる。
アラーム
- 不整脈アラームは患者ごとに設定する。
- 患者の体動は誤アラームの原因になる。
- 患者にペースメーカーを使用していると誤アラームの原因になる。
- 心拍数アラームの上限・下限値を自動設定する機能がある。
- 波高が高いT波では心拍数が少なく表示されることがある。
心電図波形に交流雑音(ハム雑音)が混入した原因
- 心電図モニタに3P⇔2P変換アダプタを使用していた。
- 患者に電気毛布を使用していた。
- 電極の接触状態が不良であった。
- ベッドアースをしていなかった。
四肢誘導による心電図変化
- 患者が寒さのため震えた →不規則な棘波様(ギザギザした)の波形が混入する。
- 電極装着部に塗ったペーストが不足した →基線がゆっくりと動揺(ドリフト)する。
- 電源用の商用交流電線が電極リードと接近していた →交流(ハム)雑音が混入する。
- 測定中に電気メスを使用した →電気メス出力放電中に同期した大きな高周波ノイズが混入する。
- 被験者の緊張 →筋電図が混入
- アースの接触不良 →商用交流が混入
- 電極の付け間違い →第Ⅰ誘導で波形が反転
- 左足リードor右足の断線 →第Ⅱ誘導と第Ⅲ誘導に商用交流混入
- 体表面の発汗 →胸部誘導でも基線の動揺