高周波分類と安全回路

【第31回午後37】【第32回午後31】【第32回午後58】【第33回午後39】【第36回午後56】【第39回午前55

  • 患者の背部にたまった薬液を拭き取る。
  • 心電モニタ用の電極はできるだけ大きい電極を使う。
  • 体位変換時に対極板を点検する。
  • フローティング型電気メスを使う。
  • 患者の身体には指先が金属部に触れないようにする。

 
 
電気メスによる熱傷の原因

  • 手術中の体位変換による対極板の位置ずれ。
  • メス先電極コードが身体の下敷きとなる様な配置。
  • 接地された手術台金属部分と身体部分の接触
  • 身体の部分同士がわずかな面積で接触するような体位。

 
高周波について

  • エネルギーの伝送ロスが多い。
  • 浮遊容量(キャパシタンス)による分流の可能性が高くなるので、熱傷の危険が高い。
  • 浮遊容量(キャパシタンス)による漏れ電流が多い。
  • 導電だけでなく、放射による電磁傷害が多い。
  • 低周波に比べて、心室細動電流閾値が高い。