原理・構造

【第31回午前57】【第32回午前50】【第32回午後41】【第33回午前47】【第34回午前55】【第34回午後17】【第35回午前49】【第36回午前55
【第37回午前50】【第37回午後15】【第37回午後40】【第38回午前58】【第38回午後15】【第39回午後13

  • 連続波周波数 : 数100kHz付近
  • 最大切開出力 : 400W
  • 最大凝固出力 : 200W
  • 出力電流 : 数100mA~数A程度
  • 切開モード出力波形 : 連続正弦波
  • 凝固モード出力波形 : バースト波
  • 対極板面積 : 成人150cm²、小児70cm²
  • 標準負荷抵抗 : 500Ω
  • 放電形態 : アーク放電
  • 電流密度の閾値 : 30mA/cm²
  • 凝固モードのピーク電圧 : 約3000V

 
 

  • 凝固時より切開時の方が組織温度は高い。
      • 切開時 : 100℃
      • 凝固時 : 70~80℃
  • メス先の発熱は抵抗体である組織に電流が流れることによるジュール熱による。
  • メス先には組織炭化物が付着する。
  • ラジオ波手術装置と同じ周波数領域を用いている。
  • バイポーラ型電気メスに使われるアクティブ電極はピンセットである。
  • 切開はメス先からのアーク放電を利用する。
  • 神経・筋刺激低減のために出力回路にはコンデンサを挿入して、直流成分をカットしている。
  • スプレー凝固では高周波電流をバースト状に流す。

 
 
対極板

  • 小児用対極板を使う場合には電気メスの出力を成人用より低めに設定する。
  • 容量結合形は導電接触形に比べ接触面積の低下による熱傷の危険性が少ない。
  • 対極板接触不良モニタにはスプリット形(ダブル形)を使う。
  • 対極板断線モニタ用の対極板コードは2が対になっている。
  • 容量結合形は同じ面積の導電接触形より接触抵抗が大きい。
      • 容量結合形 : 55~75Ω
      • 導電接触形 : 50Ω前後