CO2レーザ
- 気体レーザ
- 波長 : 10,600nm(10.6μm)
- 水によく吸収される。
- 赤外光である。
- 光熱作用を用いる。
- 切開用・凝固用として使用する。
- 石英ガラスファイバ使用できない。
- 多関節ミラー(多関節式マニュピレータ)で導光する。
- 組織深部までは届かない。
- 出力光はガラスを透過しない。
- 高電圧放電回路による放電励起が用いられる。
- ガイド光は赤色光領域(波長630nm前後)の半導体レーザが用いられる。
- 術野の保護には湿らせたガーゼを使用する。
- 出力のスイッチ操作(フットスイッチ)は、必ず術者が行う。
- 術者以外も保護メガネ(ガラスメガネ)を使用する。
- ペースメーカ植込み患者には、本体からの放射電磁波により誤作動することがないように注意が必要。
- CO2レーザ手術に用いる二酸化炭素混合のガスボンベは、一般に3000時間程度使用できる。