原理・構造
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適応
- 心室細動
- 心室頻拍
- 心房細動
- 心房粗動
- 心房細動除去にはR波同期装置を用いる。
- 心房細動除去のため心電図モニタから心電図を入力してもよい。
- 心室細動除去には、非同期通電を行う。
充電電圧の最高値
- 体外式 : 5000V以下
- 二相性AED : 2000~3000V
成人の場合
- 体表通電 : 150 J以上
- 直接通電 : 10~50 J
体表通電電極
- 成人 : 50cm²
- 小児 : 15cm²
- 心室細動の場合は、心房細動に比べ高いエネルギーに設定される。
- 除細動器は二相性出力が主流である。
- 二相性除細動器の出力端子は2つとも接地されていない。
- 二相性除細動器にはインダクタは入っていない。
- コンデンサに貯めた電荷を放電する。
- AEDの出力波形(二相性)
- 単相性の出力パルス幅は数msである。
- 単相性出力の場合、出力回路にインダクタが使われる。
- 出力電圧のピーク値は二相性より単相性出力の方が大きい。
- 出力波形の観測には50Ωの負荷抵抗を用いる。
- 除細動器の日常点検は通電電極の通電テストを行う。
- 内臓バッテリーを充電状態で保管する。
- 心房細動に対する除細動は麻酔科で行う。
- 電極パッドの極性は除細動効果に影響しない。
- 身体の濡れた患者はタオル等で水を拭き取った後、パッドを装着する。
- 貼付薬剤がある時は取り外して薬剤を拭き取る。
- 湿布薬の上から通電してはいけない。
- 小児用パッドでは成人の救命には無効である。
- 通電時には酸素の吸入は一時中断する。
- 酸素ボンベを使用している場合は酸素供給をいったん中止する。
- ペーストはパドル電極面に均一に塗布する。
- 通電は2つの通電ボタンの両方を押さないと通電しない。
- 通電時、介助者は患者に触れないよう離れる。
- 通電を行う際は、周囲のスタッフに注意を促す。
- 電極パドルは、5~10kg程度の力をかけて強く押し当てる。