遠心ポンプ
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- 目的
- 酸素加した動脈血を大動脈に灌流する。
- 種類
- 羽根型
- コーン型 :回転する2~3枚の円蓋(コーン)両面の粘性摩擦により、血液を引きずり回す。
- ポンプヘッドは磁気カップリングにより回転させる。
- 回転力は磁力で伝達される。
- 同じ流量を吐出するには、ローラーポンプよりも高回転が必要である。
- 血圧が上昇すると流量が低下する。
- 前負荷・後負荷の変化によりポンプ流量変動が生じる。 →比例はしない。
- 出口側の圧力(後負荷)に依存する流量特性をもつ。
- 流量計が必要となる。
- 後負荷が減少 →流量が増加
- 後負荷が増加 →流量が減少
- ポンプの回転子は2000~3000rpm程度で回転している。
- 同じ回転数ならば流体の種類によって流量が変化する。
- ポンプの中心に血液流入口があり、外側から吐出する。
- 回転体で血液に運動エネルギーを与える。
- ポンプを停止させると逆流が生じる。
- ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。
- ポンプを回さないで開くと血圧で逆流が生じるため。
- 気泡を除く際は、ポンプでなく人工肺を丹念にたたく。
- 遠心ポンプ内の気泡はポンプ流量を変化させて取り除く。
- 吸引ポンプとして利用はできない。
ローラポンプと比べて
- 流量計が必要
- 過度の陰圧が生じない
- 血液損傷が少ない
- 空気混入の危険が少ない
- 血管負荷抵抗の影響を受けない
遠心血液ポンプに用いるもの
- 軸シール
- 軸受け
- 永久磁石
- インペラ(羽根)