膜型(外部灌流、内部灌流、膜の材質)
【第32回午前52】【第33回午後08】【第38回午後11】
膜型人工肺について
- 材質 : ポリプロピレン、ポリオフィレン
- 多孔質膜は均質膜より血漿が漏出しやすい。
- 均質膜は多孔質膜に比べてガス交換率は低い。
- 外部灌流型は内部灌流型に比べて圧力損失が小さい。
- 膜面積はヒトの肺のガス交換面積の約3倍である。
- ホローファイバ(中空糸)型が人工肺が現在最も使用されている。
- 人工肺は中空糸を束ねた構造のものが主流である。
- 膜型人工肺は、気泡型人工肺に比べて血球破壊が少ない。
- 膜型人工肺は、気泡型人工肺より、タンパク変性が生じにくい。
- 中空糸の外側を血液、内側にガスを流す外部灌流型が主流である。
- ガス交換率が良い。
- 外部灌流型は圧力損失が少ない。
- 中空糸型膜人工心肺はPaO2と独立したPaCO2の制御が可能である。
- 中空糸膜の外径は、200~400μm程度のものが多い。
- 外部灌流型は内部灌流型よりも血流に乱流が生じやすい。
- 内部灌流型では血流が層流となる。