補助人工心臓
【第32回午後19】【第33回午後11】
補助人工心臓に使用されるポンプ
- 軸流ポンプ
- 遠心ポンプ
- 空気駆動式拍動ポンプ
- 機械駆動式拍動ポンプ
体内埋め込み型補助人工心臓の機能や特徴
- 血液ポンプ機能
- 抗血栓性
- 高耐久性
- 小型
- 電気駆動が多い。
- 連続流量型である。
- 無拍動型が多い。
- 小型化する必要あり、遠心ポンプ型、軸流方式がある。
- 左心補助を主目的とする。両心の場合には右心補助もある。
- 左心補助では、高流量が得られる。 →左室脱血が左房脱血に比し、筋肉に富んでいるため脱血部位での内圧が高く、虚脱しにくいため。
- 拍動流型には一方向性の弁が用いられる。
- 補助人工心臓は左心補助に用いられることが多い。
- 補助人工心臓は左房脱血よりも左室脱血タイプが多い。
- 欧米では末期重症心不全最終治療は移植であり、補助人工心臓は移植までのブリッジで用いられる。
- 右心機能が低下すると、左心系に戻る血液量が減少するので、左心補助流量は減少する。